ＰＡＲＳ－ＴＲとは
PARS-TR（Parent-interview Autism Spectrum DisorderRating Scale – Text Revision；親面接式自閉スペクトラム症評定尺度 テキスト改訂版）は、親または主たる養育者をインタビュー対象とする半構造化面接尺度であり、日本で独自に開発されました。PARS-TRの実施によって、評定対象児者が示す適応困難の背景に自閉スペクトラム症の特性が存在する可能性に加えて、評定対象児者の支援の手がかりを把握することができます。適用年齢範囲は3歳以上と幅広く、知的発達症を伴う場合と伴わない場合の両タイプの評定が可能です。所要時間は短縮版で30～45分、全項目版で60～90分です。平成28年度の診療報酬改定よりD285-3（450点）に収載されています。
